がん看護専門看護師とは

がん看護専門看護師とは

がん看護専門看護師とは

がん看護専門看護師とは、現在10分野ある専門看護師の中の一つで、最も登録者が多い分野です。取得しやすいのではなく、日本人の死因の上位が「がん」になってから注目されるようになりました。がん病棟で勤務している看護師はもちろん、これから看護師になろうと思っている人全てに注目されています。

 

日々、日本の医療技術は向上しており、癌も治る時代になりつつありますが、長年、延命治療を受けながら自分はいつ死ぬのだろうという恐怖や不安と戦っている患者もたくさん存在します。命の期限は患者本人だけではなく、周りの家族にも重くのしかかる問題です。余命を宣言されている場合も、そうでない場合も癌と向き合う家族にとっては大変な精神的負担です。それを最後まで支えるのが、がん看護専門看護師なのです。

 

多くは、治療とともに緩和ケアを行なうチームに所属して看護を行います。病気からくる傷みはもちろん、「なぜ、自分が」という社会的な怒りも全て受け入れなければなりません。そんな患者の病室には行きにくいものですが、薬の調整や精神的ケアを工夫して、看護師達へ指導するリーダー的な役割を担います。延命を拒む患者もいれば、薬の投与を拒む患者もいるので、なぜ拒むのかダイレクトに耳を傾け、患者それぞれのサポートをしていきます。また、子供(15歳以下)のがん患者への告知や治療方法の説明は困難を極めます。がん看護専門看護師は、何が起きても動揺せず冷静に対応することが出来なくてはなりません。