心臓血管外科
概要
外科治療が必要な成人の心臓疾患、大動脈疾患、末梢血管疾患の診療を担当します。平成22年1年間で、73例の心臓血管外科手術(心臓手術56例、腹部大動脈手術3例、末梢血管手術14例)を行いました。
診療内容
【虚血性心疾患】
心臓の筋肉に栄養、酸素を供給する冠動脈に動脈硬化による狭窄、閉塞がおこっていろいろな不都合をきたす疾患で、狭心症や心筋梗塞がこれに含まれます。内胸動脈や胃大網動脈など(動脈グラフト)や足の静脈(静脈グラフト)を用いて虚血状態にある心筋に新しい血流路(バイパス)を作成します。より性能の優れた動脈グラフトを可能な限り多く用いるよう心がけています。人工心肺を用いて心停止下に確実な吻合を行うことを原則としていますが、高度な動脈硬化病変が大動脈に合併している症例などでは人工心肺による重篤な合併症がおこる可能性が高いため人工心肺を用いない心拍動下手術を行います。
【心臓弁膜症】
心臓の中にある弁に狭窄や閉鎖不全が生じることで多くの場合、息苦しさやむくみなどの心不全症状をきたします。人工心肺を用いて、弁の働きを正常化する手術を行います。修繕が可能であれば修繕しますが(弁形成術)、病変がつよい場合には人工弁を植え込みます(弁置換術)。
【大動脈疾患】
大動脈が瘤状に拡大する大動脈瘤はふだん無症状ですが、破裂をおこすと命にかかわる恐い病気です。また、大動脈の壁に裂け目がはいり、激烈な痛みと破裂などの致死的合併症をきたす急性大動脈解離は緊急手術が必要となることが多々あります。人工血管による置換術を行っています。
【末梢血管疾患】
手足の動脈に狭窄や閉塞をおこして歩行時の痛みなどの症状をきたす閉塞性動脈硬化症や、足の静脈が瘤状にふくれる静脈瘤などの手術も行います。
特徴・特色
設立されて比較的日が浅い診療科ですので症例数はいまだ少なく、また、スタッフも決して多くはありませんが、他の診療科との緊密かつ円滑な連繋のもとに誠心誠意をもって診療にのぞんでいます。
外来診療区分
| 時間帯 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 |
| 午前 | 紹介、初診 再診(予約) |
紹介、初診 再診(予約) |
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| 午後 |
※専門分野別の外来診療担当医表は別刷りまたは当院ホームページで最新版を参照ください。
http://www.uoeh-u.ac.jp/kouza/hinyo/intro_j.htm
| スタッフ紹介 | ※備考:1.専門分野 2.学会認定医等 |

- 心臓血管外科
- 心臓血管外科専門医、日本外科学会指導医・専門医、日本胸部外科学会指導医
- 心臓血管外科
- 日本外科学会認定医














