泌尿器科
特色
大学附属病院および北九州市における特定機能病院として、尿路性器悪性腫瘍、尿路感染症、尿路結石症、排尿障害、女性泌尿器科、小児泌尿器科、勃起不全など幅広い領域の診断、治療を行っている。泌尿器科領域各疾患の標準的診断、治療指針として当科独自のレジデントマニュアルを作成し、診療、教育に用いている。
【診療の概要】
外来診療を月曜日から金曜日まで行い、学内・近隣病院からのコンサルトに対応できるような診療体制を取っている。入院診療ではクリニカルパスを利用しながら、在院日数の短縮に務め年間平均が11日前後である。外来・入院診療とも腫瘍性疾患が多い。主な手術は腎摘除術、前立腺全摘術、経尿道的膀胱・前立腺手術であり、腹腔鏡手術が増加している。尿路結石症に対しては、体外衝撃波による日帰り手術を行っており、年間約130件行っている。
【主な疾患の治療】
- 副腎腫瘍;副腎腫瘍に対してはほとんどが腹腔鏡下副腎摘除術を行っている。
- 腎癌;腫瘍径4cm以下の症例では腎部分切除、4cm~7cmでは腹腔鏡下腎摘除術、それ以上の大きな腫瘍に対しては開腹手術による根治的腎摘除術を行っている。進行例では、転移巣切除術、サイトカイン療法、分子標的薬による治療も積極的に行っている。
- 腎盂尿管癌;腫瘍の大きさ、悪性度、腫瘍数により経尿道的切除術、後腹膜鏡下腎尿管全摘除術、開腹による腎尿管全摘除術を行っている。
- 膀胱腫瘍;膀胱腫瘍の約85%を占める表在性腫瘍に対しては経尿道的膀胱腫瘍切除術を施行し、浸潤癌に対しては膀胱全摘除術を行い、尿路変向は回腸導管、または新膀胱を造設している。浸潤癌であっても膀胱温存を希望する症例では動注化学療法+放射線療法を、転移を有する症例に対しては全身化学療法を行っている。
- 前立腺癌;限局癌では積極的に前立腺全摘除術を施行し、75歳以上または手術困難な症例に対しては原体照射または組織内照射(ブラキテラピー)による放射線療法を施行し良好な成績をおさめている。転移を有する症例に対してはホルモン療法や化学療法を施行し、治療困難な再燃癌に対しても系統的な治療を積極的に行っている。。
- 尿路結石症;体外衝撃波による結石破砕術が中心であるが、破砕効果が不十分なもの、大きな結石に対しては経尿道的および経皮的内視鏡手術を施行している。
- 尿路感染症;女性に最も多い膀胱炎から難治性尿路感染症まで幅広い尿路感染症の治療を行っており、近隣施設からの重症感染症症例を紹介いただき治療を行っている。
- 排尿障害、尿失禁、間質性膀胱炎、前立腺肥大症、過活動膀胱、神経因性膀胱をはじめとする下部尿路障害、生活の質に大きく影響する尿失禁、頻尿や蓄尿時膀胱部痛を主訴とする間質性膀胱炎の診断、治療も積極的に行っている。
- 小児泌尿器科;非触知精巣では主に腹腔鏡手術を行い、包茎に対してはステロイド軟膏により良好な成績をおさめている。
外来診療区分
| 時間帯 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 |
| 午前 | 紹介、初診 再診(予約) |
紹介、初診 再診(予約) |
紹介、初診 再診(予約) |
紹介、初診 再診(予約) |
紹介、初診 再診(予約) |
| 午後 | 再診(予約) | 再診(予約) | 再診(予約) | 再診(予約) | 再診(予約) |
※専門分野別の外来診療担当医表は別刷りまたは当院ホームページで最新版を参照ください。
http://www.uoeh-u.ac.jp/kouza/hinyo/intro_j.htm
| スタッフ紹介 | ※備考:1.専門分野 2.学会認定医等 |

松本 哲朗(マツモト テツロウ):副院長、教授、診療科長
- 尿路性器感染症、尿路悪性腫瘍手術、小児泌尿器科、病院感染対策
- 日本泌尿器科学会専門医・指導医
藤本 直浩(フジモト ナオヒロ):准教授、副診療科長
- 尿路悪性腫瘍手術、前立腺癌、癌化学療法
- 日本泌尿器科学会専門医・指導医
濱砂 良一(ハマスナ リョウイチ):講師
- 尿路性器感染症、泌尿器鏡視下手術
- 日本泌尿器科学会専門医・指導医、内視鏡技術認定医
濱崎 隆志(ハマサキ タカシ):講師、病棟医長
- 尿路悪性腫瘍
- 日本泌尿器学会専門医・指導医
寺戸 三千和(テラド ミチカズ):講師、外来医長
- 泌尿器鏡視下手術
- 日本泌尿器学会専門医・指導医
松本 博臣(マツモト ヒロオミ):助教、医局長
- 尿路悪性腫瘍
- 日本泌尿器科学会専門医
吉田 毅(ヨシダ タケシ):助教
- 尿路悪性腫瘍、下部尿路機能障害
- 日本泌尿器科学会専門医・指導医
大坪 広樹(オオ ツボ ヒロキ):助教
- 下部尿路機能障害
- 日本泌尿器科学会専門医
小林 瑞(コバヤシ ミズキ):助教
- 下部尿路機能障害
- 日本泌尿器科学会専門医
松本 正広(マツモト マサヒロ):助教
- 尿路感染症
- 日本泌尿器科学会専門医
外来直通電話 093-691-7325 病棟直通電話 093-691-7350














