栄養部
- 部 長
- 原田 大(消化器内科、肝胆膵内科/教授)
■概要
栄養部は、診療支援部門に属し、栄養管理と栄養指導という2つの基本業務を行っています。患者給食業務については委託しています。患者給食は「治療の一環」として、患者様の病態に合った治療食の提供と患者サービスの向上に努めています。多様化する治療食に対応するため嗜好調査・病棟訪問による食事の感想等・聞き取りや摂食調査を実施し、献立内容、調理方法を工夫しています。平成5年3月から適温配膳車の導入で適温給食の充実も図っています。栄養管理についてはオーダリングシステムの導入に伴い、献立管理や材料管理、発注、食札などコンピュータ化し事務の合理化をしています。また、栄養管理計画書を作成し、定期的な評価を行いながら、入院患者の栄養管理を行っています。栄養指導は個人指導や集団指導などを管理栄養士が指導に当たっています。
■特徴
- 栄養管理について
管理栄養士は、入院患者ごとに栄養状態の評価を行い、医師からの情報をもとに栄養管理計画書を作成しています。
その中で、低栄養の患者様に対しては、適正な栄養量の給与と病態に応じた食事内容の対応や摂食状況等、及び検査結果や投薬情報等をコンピュータで検索し、その後主治医と相談のうえ、患者様と面接を行い、問題点を整理し、栄養部で可能な対応を行います。当院では質の高い栄養管理を行うため栄養支援チームに参加しています。
従来より適温配膳車による適温給食や強化磁器を使用した食器の充実を図ると共に、献立管理や材料管理、発注、食札などをコンピュータ化し事務の合理化を行っています。食種は約70数種ありますが全食種に対してきめの細かい個人対応食をしています。お正月等の行事食はもちろん小児には節句、七夕、クリスマス等の特別おやつや弁当についても手作りをしています。さらに出産後の患者様には特別産科食と退院前に「お祝い膳」を提供しています。又、摂食・残食調査を行い献立へ反映させる事で患者様の満足度を高める工夫をしています。医師やコメディカル、事務職を構成員として栄養部運営委員会を年数回開催し意見交換を行い、栄養部連絡協議会では各食種の栄養量等の見直しを図っています。随時、医師やコメディカル及び他職種と共に嚥下食や骨髄移植のカンファへの参加・勉強会・褥瘡委員会での活動を行っています。NST活動の稼働に向けて準備をすすめています。 - 栄養指導について
入院・外来の患者様に対して、個人指導(月~金)と集団指導(糖尿病教室、減塩教室)を月に各1回から複数回行っています。全て予約制のため主治医からの事前予約が必要です。個人指導では指導前にアンケート調査を行い、食習慣、食行動、1日の推定栄養摂取量などを把握した上で、一人一人の状況に合わせた栄養指導を行うよう心がけています。主治医への報告を密にし、必要に応じて継続した指導を行いながら患者様と共に食習慣の改善を図っています。














